アサヒビール大山崎山荘美術館
 

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大山崎山荘名品展 2010
~ 加賀正太郎ユングフラウ登頂100周年によせて~ 
2010年6月2日(水)~ 7月19日(月・祝)
後援 :スイス政府観光局 、ユングフラウ鉄道


 本展は、「大山崎山荘」のオーナーであり、設計者でもあった加賀正太郎(1888-1954)が、日本人として初めてスイスアルプスの高峰・ユングフラウ登頂を果たして100周年となる節目を記念して開催するものです。
 本展では、ユングフラウ登頂時の記念すべき品々と合わせて、加賀が心血を注いだ《蘭花譜》、そして河井寬次郎、濱田庄司、バーナード・リーチなど、民藝運動に参加した作家の作品や、印象派の巨匠であるクロード・モネの《睡蓮》など、当館選りすぐりの名品に加えて、スイス人画家であるパウル・クレーの絵画作品や、アルベルト・ジャコメッテイの彫刻作品など、スイスに関わる特別展示も行います。
 加賀は証券業、林業などの経営に加え、アサヒビール社とも縁の深いニッカウヰスキー設立の出資者のひとりであり、明治から昭和にかけて活躍した実業家です。一方、同時に「数奇者」としても知られ、外国が遠い異国であった時代に洋行を重ね、アルピニストとしての足跡を遺し、イギリスで目にした建物に感銘を受けて、自らここ大山崎の地にチューダー様式の山荘を建てました。そして1万鉢にものぼる洋蘭を栽培し、その美しさを学術的記録として遺すために、日本の伝統的な浮世絵技法を用いた多色摺木版画《蘭花譜》の制作指揮を執っています。このように加賀は単に実業家という枠組みだけでは測れない側面を合わせ持っていた人物でした。
 2年後のユングフラウ鉄道全線開通100周年の流れとも相俟って、意義深い展覧会となるものと期待されます。



《ユングフラウ頂上に立つ
加賀正太郎》
1910年 c加賀高之
《ユングフラウ頂上に立つ
加賀正太郎》
1910年 ©加賀高之
河井寬次郎
《筒描法花花文鉢》
河井寬次郎
《筒描法花花文鉢》
クロード・モネ
《睡蓮》1907年
クロード・モネ
《睡蓮》1907年

パウル・クレー《大聖堂(東方風の)》
1932年 油彩
パウル・クレー《大聖堂(東方風の)》
1932年 油彩

 
加賀正太郎 《蘭花譜》より<ブラッソカトレヤ・マダム チャールズ マロン・オオヤマザキ> 1946年 木版画
加賀正太郎 《蘭花譜》より<ブラッソカトレヤ・マダム チャールズ マロン・オオヤマザキ> 1946年 木版画
後援 : スイス政府観光局、ユングフラウ鉄道ユングフラウ鉄道ユングフラウ鉄道100周年スイス政府観光局
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ギャラリートーク

◆日時:
6月19日(土)、7月3日(土)、17日(土)14:00~

◆場所:
展示室(受付前に集合)

◆内容:
担当学芸員による本展についての解説

◆参加費:
無料(美術館入館料は別途必要) ※事前申込み不要
 

スイス菓子

◆日時:
展覧会会期中の毎日、10:00~16:45

◆場所:
当館喫茶室

◆協力:
ベッカライ・ヨナタン

◆内容:
スイス・エンガディン地方に伝わる、くるみのヌガーを使った「エンガディーナ・ヌストルテ」。日本では紹介されることの少ない、珍しいお菓子を展覧会にあわせてお楽しみいただきます。

◆料金:
コーヒーもしくは紅茶とセットで600円(入館料は別途必要)
 

おちゃかい? 第14回「うたを愛でる」

 「おちゃかい?」は、世界のむこう側をテーマとするレクチャーシリーズ。ナビゲーターの美術家・小山田徹さんが毎回ゲストをお招きして、その道の専門家から話を伺います。途中でお飲み物もお楽しみいただきます。会場は美術館離れにある野趣あふれる茶室。堅苦しくなく、気軽にご参加いただける会です。
 今回は、京都の誇る静かな情熱「奇跡の声」、シンガーソングライター・長谷川健一さんをゲストに迎えます。ソロ、トリオでの音楽活動を展開する長谷川さんに生活の中での音楽について伺います。茶室でのライブもあります。


ゲスト:長谷川健一 (シンガーソングライター)
1976年京都生まれ。1999年頃から歌い始める。ソロ活動と並行して、ベースの船戸博史(ふちがみとふなと)とのデュオやドラムに伊藤拓史(CHAINES)を迎えた長谷川健一トリオでも活動中。2007年、comparenotesよりアルバム「星霜」「凍る炎」を二枚同時にリリース。2008年、京都のガケ書房よりそれまでの自主音源やライブDVDRをコンパイルした「長谷川健一BOXSET」をリリース。ソロでのライブ、内橋和久・石橋英子・山本達久らとのセッションを経て、2010年6月P-VINEレコードよりニューアルバムをリリース。


ナビゲーター:小山田徹 (京都市立芸術大学美術科准教授、美術家)
1961年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学日本画科卒業。1998年までパフォーマンスグループ「ダムタイプ」で舞台美術と舞台監督を担当。平行して「風景収集狂舎」の名で様々なコミュニティ、共有空間の開発を行ない現在に至る。近年、洞窟と出会い、洞窟探検グループ「Com-pass Caving Unit」メンバーとして活動中。

小山田 徹(こやまだ とおる)
◆日時:
6月12日(土) 14:00~16:00  ※定員に達しましたので受付は終了しました
6月13日(日) 14:00~16:00  ※定員に達しましたので受付は終了しました

◆場所:
当館茶室

◆定員:
各回15名(先着順)

◆参加費:
無料(美術館入館料は別途必要)

◆参加受付:
FAXにてお申し込みください。FAX:075-957-3126
①参加希望日 ②お名前 ③ご住所 ④お電話番号 ⑤FAX番号 をご記入の上、「おちゃかい?係」まで


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