2019年9月14日(土)-2019年12月1日(日)
自然との対話を通じて多くの作品を世に送りだし、風景画家と称される東山魁夷(1908 -1999)は、一方で長い歴史のうつろいを宿す町を愛し、はやくからその姿をスケッチに描きとどめてきました。本展は、長野県信濃美術館 東山魁夷館が所蔵する魁夷の欧州取材によるスケッチの数々を中心に構成し、旅のスケッチを元にした本制作約5点も合わせてご紹介いたします。長い時間をかけて描かれる本画と異なり、スケッチにはその折々に画家に沸きおこる感興がそのまま表現されます。
そこには魁夷の自由で解放された心の動きが感じられ、自然のなかで連綿と続けられてきた人間の営みとそれが創りだした町のたたずまいに抱く強い憧憬を、そして今なおそれを受け継ぎ、自然と調和しつつおだやかな暮らしをしている人々への深い共感を読みとることができるでしょう。欧州の古き町を作品とともに辿りながら、美しい風景を見つけていただければ幸いです。
2019年9月14日(土)-12月1日(日)
前期 2019年9月14日(土)-10月27日(日)
後期 2019年10月29日(火)-12月1日(日)
午前10時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分まで
月曜
ただし、9月16日、23日、10月14日、11月4日、18日、25日は開館
振替休館日は、9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
アサヒビール大山崎山荘美術館
日本経済新聞社
京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、エフエム京都
長野県信濃美術館 東山魁夷館
東山魁夷《静かな町》
1969年 長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵
【後期展示】
東山魁夷《フレデリク城を望む》
1962年 長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵
【前期展示】
東山魁夷《デューラーの家より》
1969年 長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵
【前期展示】
東山魁夷《白馬亭》
1969年 長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵
【後期展示】
日 程 | 2019年11月2日(土) 14:00-15:30 |
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講 師 | 尾﨑 正明氏 (茨城県近代美術館館長・本展監修者) |
会 場 | 当館展示室 |
参加費 | 無料、ただし美術館入館料は別途必要 |
定 員 | 各回50名、要申込(先着順) |
参加受付 | 返信可能なFAXまたは往復はがきで (1)参加者全員の氏名 以下、代表者のみ (2)住所(3)電話番号(4)FAX番号 をご記入のうえ、「イベント係」まで FAX:075-957-3126 ※申込は1回につき2名様まで ※対象は中学生以上 ※往復はがきの場合は、10月26日(土)必着 ※電話・メールによる受付はいたしません ※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします |
日 程 | 本展覧会中の第2、第4土曜日 14:00-14:30 |
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会 場 | 当館展示室 |
内 容 | 学芸員が本展覧会の見どころを解説いたします |
参加費 | 無料、ただし美術館入館料は別途必要 ※事前申込不要 |
欧州各国を巡った東山魁夷の旅にちなみ、ドイツ、オーストリア両国で親しまれている伝統的なスイーツをアレンジした2種類のケーキをご用意しました。
ビターチョコレートを使用したガトーショコラと、オレンジピールをまぜ込んだ焼き菓子をあんずのジャムで塗りかさね、仕上げにオレンジの香りのホワイトチョコレートクリームで表面をコーティングしました。オレンジの香りと2種類のチョコレートが織りなすハーモニーをお楽しみください。
シナモンの香り高い焼き菓子と、りんごを敷き詰めた焼き菓子を木苺のジャムで塗りかさねて仕上げました。シナモンの香りと甘酸っぱい木苺のジャム、甘く炊いたりんごの絶妙なコラボレーションをお楽しみください。
提供期間 | 2019年9月14日(土)~2019年12月1日(日) ※「東山魁夷のスケッチ展」会期中 |
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協 力 | リーガロイヤルホテル京都 |
料 金 | ケーキ単品 各570円 ケーキ・ドリンクセット 各970円 (コーヒー/紅茶いずれかとセット) ※ 税込、美術館入館料は別途必要 |