クートラス展最終日 ※13~17日は展示替休館
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早いもので、当館開館20周年記念展の大トリを飾るロベール・クートラス展は、残すところあと1週間になってしまいました。
毎回展示替前は、見慣れた風景とお別れするのが寂しいものです。今回のクートラスの作品はとりわけ、あまりに展示室に馴染んでしまっているので、いなくなってしまうのが信じられないような心持がします。
この展示ケースは、もともと大山崎山荘にあった作り付けの棚です。テラコッタ作品がぴったりはまっていますね。
クートラスの作品は、上でご紹介した本館だけでなく、山手館にも展示しています。
また、地中館には、クートラスが「現代のユトリロ」、「第二のベルナール・ビュフェ」として最初売り出されていたことにちなんで両作家の作品を、喫茶室にはクートラスが関心を寄せていた濱田庄司の作品を、それぞれ所蔵品からご紹介していますので、併せてご覧ください(クートラスには関係ありませんが、モネ《睡蓮》ももちろん見られます)。
この展覧会が終わったら、みんな里帰りしてしまうのは名残惜しいばかり・・・。
あと1週間、会期は3月12日(日)までですので、最後のチャンスです。チャーミングな作品たちに会いに、ぜひいらしてくださいね。
(A)
すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載にて、当館と、開催中の「開館20周年記念 ロベール・クートラス 僕は小さな黄金の手を探す」展をご紹介いただいています。
http://www.1101.com/mandm/index.html
ミナ ペルホネンの皆川明氏と、編み物作家の三國万里子氏、素敵なおふたりの対談は必読です!
(A)
※ ちなみに、インタビューの背景に写っているのは、大山崎山荘の主であった加賀正太郎の元書斎(非公開)です
先日お知らせした池の清掃作業は、昨日無事に終了いたしました。
しばらく寂しかった池が、またもとのようにきれいな水をたたえています。
庭園では少しずつ、春の息吹が感じられるようになってきました。
ロベール・クートラス展はあと2週間弱、冬と春のはざまの山荘に、ぜひお越しください。
(A)