アサヒビール大山崎山荘美術館
 

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ブログ記事一覧

睡蓮が見頃です

2019月5月25日
  • 季節の庭

今月半ばに開花宣言をしました、当館の池の睡蓮が咲きそろい始めています。

前回ご紹介した地中館横の池の睡蓮はピンク色ですが、庭園と本館の池の睡蓮は白色です。

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天気の良い日などは、明るい日差しに白い花が光ってまばゆいほどですが、満開の睡蓮をご鑑賞予定のお客様はぜひお昼ごろまでにお越しください!
睡蓮はその字の通り、朝に開いて夕方には眠るように花を閉じることを数日繰り返します。15:00を過ぎると早い花は閉じかかってしまいます。

当館にご来館の際は、世界的巨匠のモネの睡蓮の作品とともに、彼を魅了した睡蓮の景色にもぜひ触れてみてください。

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リーチ展が終了する6月9日以降は、展示替え休館となりますのでお見逃しなく!(A)

バーナード・リーチ展 ご紹介その4

2019月5月21日
  • 展覧会

本日は、大変ご好評をいただいております、「没後40年 バーナード・リーチ展‐山本爲三郎コレクションより」から、本館一階、山本記念展示室の展示についてご紹介をいたします。

当展示室では先日ご紹介しました《スリップウェアペリカン図大皿》や《スリップウェアグリフィン図大皿》に加え、リーチと山本爲三郎の交流を伝える作品や書簡などをご紹介しております。

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《白化粧染付鉄絵紅茶碗》は山本家の食卓で愛用されたティーカップです。英国人のリーチにとってティーカップは手なれたものであったのでしょう。藍の線は相性よくなじみ、把手や手どりまで良くできています。リーチ芸術の理念である東洋と西洋の融合が見られる作品のひとつです。

《スリップウェア・ガレナ釉帯留》はリーチが山本爲三郎の息女に贈ったと伝わるものです。ブローチやボタンとしても使え、さまざまなかたちや文様が目を楽しませてくれます。スリップウェアやガレナ釉の施されたブローチでコーディネートしてみたいと、心はずむ女性の方も多いのではないでしょうか。

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リーチから山本への書簡は、山本が亡くなる約10か月前に書かれたものだといいます。山本とリーチとの交流は生涯にわたって続いていたことが窺えます。

こちらの書簡、山本の依頼で制作した作品を船便で送ったとの旨がローマ字で書かれています。言葉をたどるとリーチの日本語を話す姿が想像できますね。ぜひじっくりと読んでみてください。

なお、今週末25日(土)14時より当館学芸員によるギャラリートークを開催いたします。リーチについてより理解を深められる機会ですので、ぜひご参加くださいませ!

皆さまのご来館をお待ちしております。

(M)

睡蓮が開花しました!!

2019月5月18日
  • 季節の庭

地中館につながる通路の横の池に可愛らしいピンクの睡蓮が1輪咲いていました!
当館でピンクの睡蓮を見ることができるのはこの池だけですので、地中館に行かれる際はぜひご覧下さい。

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他の池の白い睡蓮もそろそろ開花しそうです。

睡蓮の開花状況はこのブログにアップしていきますので、お楽しみに!

また、地中館ではクロード・モネの≪睡蓮≫を展示しています。
本物の睡蓮と絵画の中の睡蓮の共演はこの時期だけしか味わえません。

どうぞお見逃しなく!!ご来館お待ちしております。(A)

5/15 バラが見ごろです

2019月5月15日
  • 季節の庭

当館レストハウス前のバラが見ごろを迎えております!

華やかで存在感があり、「花の女王」と呼ばれるのも納得です。

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カールした白の花びらが何ともお洒落ですね。

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こちらはシランといいます。上品な紫色の花を咲かせていました。

池の睡蓮の葉が数多く水面に出てきました。昨年は5月中ごろに開花宣言をしていますので、開花が待たれます!

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2階テラスから見下ろす庭園の鮮やかな新緑も見ものです!

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目に映る先には、木津川・宇治川・桂川の三川合流が。大山崎山荘を建てた加賀正太郎は、ロンドン郊外にあるウィンザー城から見たテムズ川の流れを彷彿とさせると手記に残しています。かつて大山崎の地を見出した加賀にとって、決め手となった眺望なのでしょう。

100年ほど経ったいま、加賀と同じように、テラスに立つことができると思うとロマンを感じます。

2階テラスには、バーナード・リーチと濱田庄司のタイル作品を展示しております。

かつてアサヒビールの工場の壁を飾っていたものです。リーチのタイルには、本館の展示でも登場する鳥や、ビールの原料であるホップなどが描かれており目に楽しいです。

目に映る景色を楽しみながら、テラス席でお茶をするのもおすすめですよ。

当館へお越しの際にはぜひ、庭園やテラスのすみずみまでお楽しみくださいね。

(M)

「バーナード・リーチ展」講演会

2019月5月12日
  • イベント&ワークショップ

本日は3月21日(木)より開催しております「バーナード・リーチ展‐山本爲三郎コレクションより」の関連イベントとしまして、お茶の水女子大学大学院准教授の鈴木禎宏氏にご講演をいただきました。

イギリス人であるバーナード・リーチの、陶芸家としてではなく、ひとりの芸術家としてみた生涯と、その作品について、親交のあった民藝の作家やアサヒビール初代社長である山本爲三郎とのエピソードを交えながらお話をいただきました。

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リーチが日本を訪れるに至った経緯や、画家としての活動、空間をもデザインしたということ、さらには作陶から離れていた時期もあったことまでをご紹介いただき、芸術家としてのリーチを眺めることができたとともに、親しみをもつことができました。

リーチの創作活動のなかで、「東と西の結婚」が根幹をなしているといいます。

正反対である東洋と西洋のものを結びつけることで、それまで目にしたことのないものが生まれ、別の個性が宿ることを願っていたようです。

質疑応答ではコレクションの意味にまでお話が及び、そのひとの生き様が垣間見られるコレクションは大変意味のあるものですね、とのヒントをいただきました。

Leach_kouenkai3.JPG鈴木先生のお言葉に会場に笑いが起きることもしばしば、終始和やかな雰囲気の講演会となりました。

ご好評をいただいております「バーナード・リーチ展‐山本爲三郎コレクションより」は6月9日(日)まで開催しております。

皆様のご来館をお待ちしております。

(M)