アサヒビール大山崎山荘美術館
 

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「谷崎潤一郎文学の着物を見る」スペシャルギャラリートーク

2018月10月14日
  • イベント&ワークショップ

朝夕はめっきり涼しくなり、秋の深まりを感じる季節となりました。

本日は「谷崎潤一郎文学の着物を見る」の関連イベントとしまして、本展出品作品の監修をされた大野らふ氏にスペシャルギャラリートークをしていただきました。

谷崎潤一郎作品のヒロインたち、またモデルとなった谷崎夫人らのよそおいを再現した展示を前にしながら、お話いただきました。

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谷崎自身が物語の中で登場人物たちの着物の好みについて細かく綴っていることに触れられ、これをヒントに今回展示されている着物を揃えたものもあるとのこと。また、小説の端々に表れるヒロインたちの個性から、「この人だったらこのように着こなすだろう」と、想像力も働かせたということです。

大野氏が谷崎文学にとても親しんでおられることが伝わってくるギャラリートークでした。

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会場には着物姿のお客様も多く、とても華やかなひとときとなりました。

ご好評をいただいております「谷崎潤一郎文学の着物を見る」は12月2日(日)まで開催しております。

また、本展覧会では山手館の一部を展示替えいたします。

10月16日(火)以降は、新春のよそおいとなった「細雪」幸子、雪子、妙子の着こなしをお楽しみください。

皆様のご来館をお待ちしております。

(K)

「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展のご紹介その1

2018月10月8日
  • 展覧会

本日は大変ご好評をいただいております、「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展から、「細雪」に関する展示についてご紹介をいたします。

「細雪」といえば、映画やテレビドラマにもなった谷崎潤一郎の代表作です。谷崎は、自分の妻である松子、そして松子の娘や妹たちといった、自分の身の周りの女性をモデルに本作品を執筆しました。なかでも「細雪」に登場する女性たちが、華やかな着物に身を包み京都へ花見に出かけるシーンはとても印象的です。

本展の展示室1では、谷崎夫人らが花見の際に着ていた着物を、実際の写真をもとにアンティーク着物で再現しています。

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このコーディネートは彼女たち自身がえらんだのでしょうか。写真と着物を照らし合わせてみると、それぞれ自分に似合うデザインをよく分かっていたようにも思えます。

お花見に行ってこれほど華やかな4人組がいたら、思わず見とれてしまいそうですね。

4人の個性あふれる着こなしをお楽しみください。

山手館では、「細雪」のほかにも「痴人の愛」、「台所太平記」、「秘密」など多数の谷崎作品に関連した着物の展示もございます。また、10月16日(火)以降は一部作品の展示替えがあり、10月14日(日)までしか鑑賞できない作品もありますので、どうぞお見逃しなく。

(K)

金木犀(キンモクセイ)の季節です

2018月9月28日
  • 季節の庭

今年の暑い夏が、ようやく終わりのきざしをむかえました。
当館のお庭では、本館入口前の大きなキンモクセイの木が花をつけはじめています。

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秋のお花といえば、キンモクセイですね。
まだまだ咲き始めなので、お花はつぼみのような見た目ですが、本館入口のあたりでは甘い香りを感じることができます。
どこか郷愁をさそうこの香りを、みなさまきっとどこかで感じられた事があるのではないでしょうか。

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本館入口はみなさまお通りになる場所かと思いますので、ご来館の際はぜひ、秋のおとずれを告げるかわいらしいオレンジ色のお花とその甘い香りをお楽しみください。

(K)

谷崎展はじまりました!

2018月9月15日
  • 展覧会

本日より、「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展が開幕いたしました!
初日より多くのお客様にお越し頂いております。

本展覧会では、谷崎の多様な作品に表された、魅力あふれるヒロインたちのよそおいの数々を、谷崎の文章や挿絵、時代風俗なども手がかりに、アンティーク着物で再現しております。

本館の山本記念展示室では谷崎の遺品を展示していますが、ひとつひとつ趣向を凝らしたものばかりで谷崎の性格を日常品から窺うことができます。
山手館では、艶やかな着物が作品ごとに展示されており、谷崎文学の世界観を堪能することができます。

この秋は当館にて谷崎文学に浸ってみてはいかがでしょうか。
皆さまのご来館をお待ちしております。 (Y)

庭園のお花

2018月8月31日
  • 季節の庭

まだまだ暑さも厳しくお花もなかなか咲かないのですが、ふと上を見上げたところ美しい緑の中に鮮やかなピンク色のお花を見つけました。

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サルスベリです。
サルスベリは夏から秋にかけて咲くお花で、その名前は「樹皮がツルツルしていて、猿でも滑りそう」なことに由来しています。
また「百日紅」とも呼ばれ、それは長期に渡って咲き続けることに由来しています。

普通に歩いていると見つけられないサルスベリ。
たまに上を見上げてみると、華やかなピンク色のお花を見つけられるかもしれません。(Y)

※なお、9月3日~9月14日の期間は、展示替えによる臨時休館です。庭園もお入りになれませんのでご注意下さい。