アサヒビール大山崎山荘美術館
 

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ウィリアム・モリス展 オリジナルスイーツ紹介

2018月5月12日
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  • 展覧会

本日は現在開催中の企画展「ウィリアム・モリス ―デザインの軌跡」について
当館の喫茶室限定でご用意していますオリジナルスイーツをあわせてご紹介します。

本展覧会はウィリアム・モリスのデザイナーとしての側面に光を当て、関連作品を含む56点を展示しております。

モリスは都会の喧騒からはなれ、素朴な自然のなかで休日を過ごすために
ロンドンより約120キロ離れた場所にケルムスコット・マナーという別荘を借ります。
ここでの風景を、モリスは「地上の天国」と称しています。
さまざまな種類の草花と、果実、そして生き物たちは、モリスにとって重要なデザイン・ソースでした。

また、当館のオリジナルスイーツはリーガロイヤルホテル京都さんとのコラボによるもので、
モリスの愛した風景を詰め込んだような、本展覧会にぴったりなスイーツに仕上がっております。春から夏にかけて開催される展覧会にぴったりな2種をご用意いたしました!

<バラとクランベリーのケーキ>
バラの花びらとクランベリーを入れた焼き菓子に、クランベリーシロップの甘酸っぱさを加えました。バラジャムの赤色にクランベリーがアクセントを添えています。

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バラジャムの鮮やかな色が、ひときわ目を引く美しいケーキです。
本展覧会で展示した作品にもバラをモチーフにしたものがいくつかあり、モリスが住居の庭にバラの木を植栽するなどして、日々の生活の中で親しみを感じていたことが推し量られます。

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*デザイン:ウィリアム・モリス《チューリップとバラ》(1876年)

<桜と苺のケーキ>
桜の花びらと苺を入れた焼き菓子に、桜リキュールが優しく香ります。薄紅色の桜ジャムに桜風味のドライ苺があしらわれています。

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色味がとても鮮やかでかわいらしいケーキです。
なお本展覧会のポスターやチラシなどにも使用しています《いちご泥棒》(1883年)は、ケルムスコット・マナーでモリスが育てていた苺を小鳥がついばんだエピソードがモチーフになったといいます。

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*デザイン:ウィリアム・モリス《いちご泥棒》(1883年)

インディゴ抜染法をはじめとして多くの手間と時間をかけて制作されたこの作品は大変な人気を呼び、さまざまな家庭の室内を彩ることになりました。

なお別種のデザインになりますが、当館の喫茶室のカーテンはモリスがデザインした《ラークスパア(ひえんそう)》(1875年)の復刻品を使用しております。

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当館にお越しの際は、ぜひ喫茶室にもお立ち寄りいただき、視覚とあわせて味覚でもモリスの世界をお楽しみください!

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濱田庄司展 スリップウェア風ケーキのご紹介

2018月2月24日
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本日は現在開催中の
企画展「没後40年 濱田庄司展 ―山本爲三郎コレクションより」について
当館でしか楽しめないカフェ企画をあわせてご紹介します。

本展覧会はアサヒビール初代社長 山本爲三郎のコレクションを中心に
濱田の初期から晩年までの作品を、貴重な資料なども交えて一挙に公開するものです。

濱田は京都市陶磁器試験場において多くの釉薬研究を行ったのち
1920年、イギリスに渡りスリップウェアという陶器を見出し
これに着想を得た、力強く、味わい豊かな作品を多く残しました。

スリップウェアとはうつわの素地をクリーム状の化粧土(スリップ)で装飾して焼成した陶器のことで、スリップをスポイトなどに仕込み、口から流しだして模様を描き出します。
18世紀から19世紀頃のイギリスで隆盛しました。

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また、当館の喫茶室では毎回開催中の展覧会にちなんだ
リーガロイヤルホテル京都さんの特製オリジナルスイーツを提供し、
ご好評をいただいております。

今回のオリジナルスイーツはこのスリップウェアに着想を得たもので、2種ご用意しております!

<紅茶×レモン>

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薫り高いアールグレイの茶葉を混ぜ込んで焼き上げたスポンジ生地にアールグレイの風味のクリームを挟み込んで、表面をレモンの甘酸っぱいジャムで仕上げました。
イギリスといえばやはり紅茶!控えめな甘さで大人な味に仕上がっております。

こちらは展示中の下の作品《スリップウェア格子文角鉢》(1930年頃)をイメージしております。

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<チョコレート×オレンジ>

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オレンジの果皮を生地に入れたガトーショコラの上に、ミルクチョコのチョコガナッシュを流し、艶出しのグラサージュショコラで仕上げました。
クリームソースでスリップウェアの模様が表現されています。

こちらも展示中の下の作品《スリップウェア小皿》(1930年頃)をイメージしています。

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濱田はスリップウェアの模様だしに大変苦心したという逸話が残っております。
自身の食事の際、パンにたっぷりと塗ったブラック・ベリーのジャムの上に、
横縞に流したクリームにナイフを入れたことにより、
縞模様にツノの立ったような、いわゆる矢羽根模様の出し方に気付いたといわれております。

食べ物によって制作された作品に着想を得たスイーツ
眼だけでなく味覚でも、濱田庄司の世界をお楽しみいただければと思います♪

なお喫茶室は、大変眺めの良いテラス席もあり
こちらで常設の濱田庄司作品《流描組タイル》(1962年)も展示しております。
ぜひご来館いただき、美術館での優雅なひと時をお楽しみください!

( U )

12月16日から濱田庄司展がはじまります

2017月12月14日
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  • 展覧会

2017年12月16日(土)から2018年4月8日(日)まで、
濱田庄司(1894-1978)の没後40年を記念し、
「没後40年 濱田庄司展 ―山本爲三郎コレクションより」を開催いたします。

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濱田は大正から昭和にかけて、生活に根ざし、
重厚で力強さに満ちた作品を多く生みだしました。

東京工業高等学校を卒業した濱田は京都市陶磁器試験場に入所します。
その後、バーナード・リーチとともにイギリスに渡り、3年間作陶に励みました。
帰国後は栃木県芳賀郡益子町で制作を続け、
沖縄に長期滞在し作陶することもありました。

濱田と、民藝運動の支援者であった、
アサヒビール初代社長・山本爲三郎との出会いは、
20代はじめとはやく、それから半世紀以上にわたり親交を温めました。

本展では、山本家から当館に寄贈され、
開館以来当館所蔵品の軸である山本コレクションを中心に、
濱田の初期から晩年までの作品約100点をご紹介し、その陶歴をたどります。

ミュージアムショップでは本展覧会にちなんで
濱田庄司が制作した作品を本展会期中にかぎり特別販売いたします。

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この《鉄絵黍文皿》を含む皿や花瓶など
貴重な作品全6種類をお蔵出しいたします。

どうぞお見逃しなく!
(KO)

本日の紅葉 11月22日

2017月11月22日
  • 喫茶室&ショップ
  • 季節の庭

本日は、喫茶室からの眺めをご紹介いたします。

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喫茶室のテラスはとても雰囲気のある空間です。

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テラスから望む芝生広場です。

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テラスから右手の方をご覧いただきましょう。
赤や黄色に木々が染まっています。緑とのコントラストも鮮やかです。
よく見ると本館の屋根の向こうに宝積寺(通称・宝寺)の三重塔があります。

本館2Fの喫茶室でオリジナルスイーツと一緒に
テラスからの紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(KO)

後期展示がはじまりました!

2017月11月1日
  • 喫茶室&ショップ
  • 展覧会

ご好評をいただいています企画展「有元利夫展 ― 物語をつむぐ」は、
作品を大きく入れ替えて後期の展示が始まりました。
今回は、新しく始まった後期展示と当館でしか楽しめないカフェ企画をご紹介します。

まず、後期の展示から。
山手館では、
全24点のうち11点を入れ替えました。
新たに《真夜中の占い》、《花降る森》、《夜の森》などをご覧いただけます。
大きな入れ替えを経て、また違った印象を受けることでしょう。
本展覧会のチラシやポスターなどに掲載されている《7つの音》や、
ともにオリジナルスイーツの題材となった《花降る日》、
安井賞を受賞した《室内楽》などは後期もお楽しみいただけます。

また、山本記念展示室では銅版画集《一千一秒物語》を新たにご紹介しています。
この作品は、稲垣足穂氏の代表作『一千一秒物語』に着想を得たものです。
稲垣氏の不思議な物語を読みながら、有元さんの絵の中の世界に深く入っていくことができます。
また、絵画では《フェラーラ》、《ソナタ》、《小さな花火》の3点を新たに展示しています。

さて、続いては本展覧会中のみ提供いたします、オリジナルスイーツのご紹介です。

目だけでなく舌でも作家の作品世界をご堪能ください。

〈花降る日〉

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ワインの染み込んだレーズンが味にアクセントを与えてくれるチーズケーキです。
ケーキの上に添えられた白い花びらは画面いっぱいに舞っていた花びらを表現しています。
※アルコールが含まれています。

〈7つの音〉

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このケーキは本展のポスターやチラシに掲載されている《7つの音》を
題材にしており、画面に7つある球がケーキの上に場所を変えて置かれています。
チョコレートで出来たこのピンクの球はカリッとした食感で、目だけでなく音でも楽しませてくれます。
ケーキに染み込んだコーヒーの苦みで、なめらかなバタークリームの甘さが引き立ちます。

カフェで作品を思い起こし、語り合いながら、
ケーキを楽しんではいかがでしょうか。

秋が深まってくるこの季節、
山手館と山本室で作品が大きく入れ替わった後期展示に、
作品世界を思い起こさせる充実のカフェ企画。
是非、美術館にご来館ください。お待ちしております。
(KO)

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