アサヒビール大山崎山荘美術館
 

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ジョアン・ミロの彫刻展 ご紹介その2

2019月7月23日
  • 展覧会

本日は、「ジョアン・ミロの彫刻展 ―夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」展をより楽しんでいただくために、ミロの彫刻の魅力をご紹介する第2弾です!

皆さま、彫刻というと、どのような作品を思い浮かべますか?

ミロのヴィーナスやミケランジェロのダヴィデ像、あるいは日本の仏像など...均整のとれた理想的な肉体表現や、信仰の対象として崇める厳かなものを浮かべる方も多いのではないでしょうか。

本展覧会でご紹介するジョアン・ミロの彫刻は、彼が制作活動に好んで取り入れた「鳥」や「女性」といったモチーフが、立体となって現れる、ふと手にとってみたくなるような作品ばかりです。

ミロの彫刻には普段の生活のなかでよく目にするものがたびたび登場します。

食器や缶、タンク、靴型、チューブ...さらにはパンまで!

かたちはいつも近くで見るものなのに、全部ブロンズでできた姿です。柔らかいものもかたいものも全部、特徴はそのままにミロの作品のなかに取り込まれているのです。

ミロは彫刻を制作するにあたって、身のまわりのものや、出かけた先々で出会うものなどを積極的に利用していたといいます。いろいろな物を拾い集め、選び、再構成して作品の原型にしました。

ミロが何をどのように組み合わせたのか、作品のなかに現れているさまざまな「かたち」に注目してご覧いただくと、その魅力をさらに感じていただけるかと思います。190723_miro.JPG

また、ミロの絵画をご存じの方はきっと、絵のなかにあらわれるモチーフやマークが彫刻にもたくさん刻まれていることにお気づきになるかもしれません。それもミロの作品の魅力のひとつです。

本展覧会のなかだけでも、*などのミロのしるしがさまざまな作品にちりばめられています。ご鑑賞の際はぜひ探してみてくださいね!

なお、今週末7月27日(土)14時より、当館学芸員によるギャラリートークを開催いたします。このブログだけではご紹介しきれない、ミロの彫刻の魅力をたっぷりお話しします。皆さまお誘いあわせの上、ぜひご参加ください!

(M)