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「櫛・かんざしとおしゃれ展」ご紹介 その5

2019月2月17日
  • 展覧会

本日は大変ご好評をいただいております、「澤乃井櫛かんざし美術館所蔵 櫛・かんざしとおしゃれ展」から、本館2階の展示についてご紹介いたします。

本館2階の展示室3・4では、当館コレクションの核である山本爲三郎コレクションより、濱田庄司、河井寬次郎、芹沢銈介ら民藝運動の中心となった作家による陶磁器や掛軸を展示しています。

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その中でも今回注目していただきたいのが、柴田是真による《漁村風景》。

柴田是真は漆工、絵画の両方に長け、漆芸家でありながら画家としても活躍しました。和紙に色漆で絵を描く「漆絵(うるしえ)」を発展させた人物でもあり、《漁村風景》も「漆絵」の技法で描かれています。そして、柴田是真は「櫛・かんざしとおしゃれ展」で展示中の《扇文様蒔絵櫛》も手がけています。柴田是真の漆芸家としての仕事と、画家としての仕事、両方をご覧いただくことができます。

改めて《漁村風景》を見ると、藁ぶきの屋根に見える白色は雪でしょうか。今の季節にぴったりのお軸です。寒さの中にもくらしの息づかいが伝わってくるような漁村の様子が、のびやかに描かれています。こちらの作品は2階に上がってすぐ右手、展示室3にございます。1階の特別展だけでなく、2階の展示もご一緒にお楽しみください。

本展も残すところ1週間となりました。

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

(K)