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「櫛・かんざしとおしゃれ展」講演会

2019月1月19日
  • イベント&ワークショップ

大寒を迎え、冷え込みがひときわ厳しくなって参りました。

本日は、現在開催しております「澤乃井櫛かんざし美術館所蔵 櫛・かんざしとおしゃれ展」の関連イベントといたしまして、ポーラ文化研究所シニア研究員の村田孝子氏に「黒髪の美しさと櫛・かんざしの世界」と題したご講演をいただきました。

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本講演では、浮世絵に描かれた女性の姿を中心に、江戸時代のおしゃれについてお話をいただきました。

江戸時代のファッションリーダーは「遊女」であり、彼女らの髪型を一般女性がこぞって真似をしたということです。

遊女の中でも、江戸の遊女は沢山のかんざしを放射状に刺し、関西の遊女は地面と平行になるようにさす傾向があるそうです。浮世絵のように12~16本ものかんざしをさすと、その重さは6kgにもなるとのこと。「おしゃれは我慢」とは言いますが、遊女の美しさの裏には相当な忍耐があったのでしょう。

また、江戸時代の女性が欲しがった3つのアイテム「一櫛二帯三小袖」の「櫛」とは鼈甲(べっこう)櫛のことだそう。本展にも多く展示されている鼈甲(べっこう)櫛は高級品であり、女性たちのあこがれだったことが分かります。

質疑応答の時間には多くのお客様から質問が挙がり、櫛・かんざしへのときめきに溢れたひとときとなりました。
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ご好評をいただいております「澤乃井櫛かんざし美術館所蔵 櫛・かんざしとおしゃれ展」は2月24日(日)まで開催しております。

皆様のご来館をお待ちしております!

(K)