アサヒビール大山崎山荘美術館
 

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ウィリアム・モリス展が始まりました!

2018月4月20日
  • 展覧会

2週間の展示替え休館が明け、本日「ウィリアム・モリス -デザインの軌跡」展が開幕いたしました!!
初日より非常に多くのお客様にご来館いただいており、嬉しい限りです!

ウィリアム・モリス(1834-96)は、芸術家・詩人・思想家など各分野で活躍した人物です。
彼の名前を聞いて、動植物をモチーフとした美しいデザインを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。100年以上経った今でも、モリスのデザインは愛され、人々の生活を豊かに彩っています。

産業革命による粗悪な大量生産製品があふれるなか、モリスは日々の労働が創造の喜びに包まれていた中世ギルド社会の再興をめざして、アーツ・アンド・クラフツ運動を先導しました。

本展では、デザイナーとしてのモリスに注目し、壁紙、テキスタイル、椅子、出版物等主要なモリス作品と、同時代のデザイナーたちによる作品を展覧し、美しい暮らしを求めたモリスの生涯とそのデザインの歩みをご紹介します。

言うまでもなく、山荘の雰囲気とモリスのデザインは見事に調和しており、お楽しみいただけること間違いありません。
また本館の一部のカーテンはモリスデザインですので、そちらもぜひ注目してくださいね。

会期は、7月16日(月・祝)まで。
この機会にぜひ、モリスの世界にどっぷりと浸って下さい☆ (Y)

濱田庄司展のご紹介

2018月4月4日
  • 展覧会

本日は、現在開催中の企画展「没後40年 濱田庄司展 ―山本爲三郎コレクションより」について、濱田庄司とアサヒビール初代社長山本爲三郎、二人の親密な関係により制作された作品をご紹介いたします。

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芸術文化活動への支援を惜しまなかった山本は、濱田ら同世代の表現者に対し黎明期から生涯にわたって支援しつづけました。

濱田はその過程で山本が経営するアサヒビールの依頼に応え、当時はまだ珍しかったピッチャーやジョッキ、ビアマグなどを制作しております。
社内ゴルフコンペの大杯と伝えられる作品《黒釉三方把手大ジョッキ》(1960年頃)などからは、濱田の作品がアサヒビールの歩みに寄り添い、その折々で会社に活気をもたらしていたことがわかります。

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本展覧会は、民藝運動を精神的・経済的に支えたアサヒビール初代社長山本爲三郎のコレクションを中心に、濱田庄司の初期から晩年にかけての貴重な作品を公開しています。
これらの作品群からは濱田と山本の親密な関係を推し量ることができます。

なお、本展覧会は4月8日(日)まで開催いたしまして、4月9日(月)~4月20日(金)まで、展示替えによる休館となります。

4月21日(土)よりは企画展「ウィリアム・モリス ―デザインの軌跡」展を開催いたします!19世紀後半の傑出した思想家・芸術家であったモリスと、同時代のデザイナーたちによる壁紙やテキスタイル、書籍、家具など幅広い作品をご紹介いたしますので、ぜひご来館ください♪

3 / 30 桜の開花状況

2018月3月30日
  • 季節の庭

本日の桜の開花状況をお知らせいたします。

庭園のしだれ桜はほとんど散ってしまい、ソメイヨシノも散り始めています。

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今週末で見頃は過ぎるかと思いますので、まだの方はお急ぎください。

レストハウス前の紅しだれは今が満開で、美術館にいらっしゃる皆さまの目を楽しませています。

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また、ここ最近のぽかぽか陽気で、桜以外のお花もどんどん開花しています。

DSC01603.JPGDSC01607.JPGDSC01613.JPG上から、ユキヤナギ、バイモユリ、スノーフレークです!
今は桜に目が奪われがちですが、庭園を見渡してみるといたるところに小さな花々がきれいに咲いていますので、ぜひ散策してみてくださいね!
とくにバイモユリは数も少ないので、咲いている所を見つけられたらラッキーかもしれませんよ☆ (Y)

3 / 29 桜の開花状況

2018月3月29日
  • 季節の庭

本日の桜の開花状況をお知らせします。

DSC01541.JPGDSC01547.JPG芝生広場の桜は満開で、見頃を迎えております!
シダレサクラは散り始めていますので、今日明日が最後のチャンスかもしれません。

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ソメイヨシノも満開をむかえ、今週末にはピークをむかえるのではないかと思われます。
お写真を撮りたい方、お花見をされたい方はぜひ今のうちにお越しください。

近くて見るのはもちろんですが、本館2階のテラスから眺めも絶景ですよ☆

皆さまのご来館をお待ちしています。(Y)

濱田庄司展のご紹介

2018月3月27日
  • 展覧会

本日は、現在開催中の企画展「没後40年 濱田庄司展 ―山本爲三郎コレクションより」について、本館2階展示室3に展示中の濱田が沖縄の影響を強く受けた作品をご紹介させていただきます。

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陶器の伝統が生きた田舎での暮らしを望んだ濱田は益子での生活と並行して、沖縄にも足しげく通いました。
当時の沖縄は閑静な丘陵地で、周りには一面のサトウキビ畑が広がっており、濱田のトレードマークとなる黍文はここから生まれたといわれております。

なかでも本展示室にて展示中の沖縄の伝統的な陶器に濱田の赤絵が施された「琉球赤絵丸文抱瓶」などは他では類を見ないような大変珍しい作品です。

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濱田は自身の作陶を「京都で道を見つけ、イギリスではじまり、沖縄で学び、益子で育った」とふりかえっています。
その言葉が示すように、濱田は各地域で培われた豊富な知識と技術、そしてその土地特有の素材によって多くの佳作を残しました。

なお、同じ本館2階には喫茶室もあり、テラス席から眺めるお庭の桜が見ごろとなりつつあります。
テラスには本館でしかご覧いただけない常設展示の濱田庄司《流描組タイル》(1962年)のほか、喫茶室では河井寬次郎《筒描花喰鳥文額皿》(1952年頃)などもご覧いただけます。

春本番、桜と合わせて、ぜひ民藝の奥深い世界もお楽しみください♪

( U )