アサヒビール大山崎山荘美術館
 
COLLECTION 所蔵品所蔵品

河井寬次郎《スリップウェア線文鉢》
河井寬次郎

制作時期
1930年頃
サイズ
縦21×横21×高さ6cm
  • 河井寬次郎《スリップウェア線文鉢》1

作品解説

飴色の地に筒描(つつがき)で、直線と曲線が組みあわされた大胆な文様が描かれています。本作の手法や文様は、濱田庄司がイギリスから帰国したときに持ち帰った、英国18世紀のスリップウェアにならったものですが、この堂々とした出来ばえからは、河井が単なる模倣に終始せず、自己のものとして昇華していたことがうかがえます。裏面には墨書で「三國荘常用ニ、昭和六年四月五日」とあり、三國荘への思いが感じられます。

作者について

河井 寬次郎

Kanjiro Kawai

1890-1966

島根県安来町[現安来市]生まれ。東京高等工業高校[現東京工業大学]窯業科で濱田庄司と出会い、柳宗悦らとの交流から民藝運動に参画。京都・五条坂を拠点に作陶、戦後は民族造形に関心を寄せ奔放な作品を発表しました。

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